ギリシア語はとても大変でした。
ですが、それに負けていてはいけません。
まず、敷居を下げることが大事。
今日、本屋に行った時にたまたま見つけた本なのですが、ギリシア語の授業をメインに据えながらラテン語の簡単な基本を、ざっと確認しながら学んでいこうと思います。
一つは、ギリシア語の文法が難しいので、ラテン語を一緒に見ることで敷居を下げたいこと。ギリシャ語とラテン語に共通するところもあるのでそれを通してギリシャ語を絡め手で学んでいきたいこと。
もう一つはラテン語はあらゆるインド・ヨーロッパ語族の語源なので、もしいずれ別の言語を本格的に学ぶことになった時に有利だからです。
ヨーロッパでは私たちが英語や古文を学ぶ感覚でラテン語を学んでいるので、ある意味ここがスタートラインなのかもしれません。
さらに言うなら、クラシック音楽、あるいはグレゴリオ聖歌、バッハの音楽などもラテン語でタイトルなどが表記されていることがあるので、ラテン語を理解することでこれらの音楽についての情報を把握することに近づきます。
古楽レーベル VIVARATEから出版されたシューベルトのミサ曲のアルバム。ラテン語で書かれていますので少しは理解できるかもしれません。
もしここに書かれている事がわかれば、きっと人生に幸せが増します。生きている事が少しだけさらに嬉しくなるのです。
とはいえ、ギリシア語で聖書を読む事が基本なので、その目標からぶれずにがんばっていきます。
自分がギリシア語を学ぶことを許されているだけでホントに大きな喜びなんです。だからこそ全力で習得していきます。
とにかく反復して、慣れていくこと。たくさん自分に響かせることが大事。
それでも焦らずに。ここで有名なラテン語のことわざにして、私の座右の銘を。
festina lente.ゆっくり急げ。