歌い手。ニコニコ動画から?始まり、様々な場所で「歌ってみた」など動画や音源で歌を披露する人たち。
自分が知っている人だとSupercellのnagiっていう人がとても歌が上手いなあと思ってました。「きみの知らない物語」の伸びやかな歌声がすごいなって。
他にもたくさんの歌い手がネットを中心に活躍しているようです(ちょっと調べたらたくさん出てきた)。
さてさて、最近は詩篇をヴェスターマンという神学者が書かれた本で読み始めました(先生におすすめされました)。
まだ序盤なのですが、少し面白い記述がありました。
「詩篇を美しく歌う訓練は、専門的な歌い手グループによって始まった。こうして、詩篇は歌手グループの合唱によって歌われるようになったのである」詩篇戦釈 P37から引用
詩篇って確かに詩の前に楽器の名前が書いてあるものがあるんですけど、美しく歌う専門的なグループがいたんですね。もともとは専門の歌い手が、今でいうアイドルグループ(誰とは言わない)みたいに歌っていたのかもですね。どんな感じだったんだろう?
何にせよ2000〜2500年前くらいに元祖歌い手がいたようです。基本的には神をほめたたえる歌だったそうですが、歌うことは人の歴史と同じくらい長く続いているのかもしれません。