私が学んでいる神学校では、1年目は英語を勉強、2年目からギリシャ語の勉強がはじまります。
英語の授業では、主に英語で書かれた聖書の注解書(参考書のもっと詳しいようなものです)を読む勉強をしています。
最後の目標としては、聖書はギリシャ語で書かれたものなので、ギリシャ語の聖書を読めるようになることです。そして、それを人々に届けることです。
例えば不思議の国のアリスやくまのプーさんを、日本語に翻訳されたもので読むのも十分面白いのですが、作者の、もともと書かれた英語の文章で読むのならば、新しい発見があるにちがいありません。それは窓越しに景色を見るのと、自分の目で見るのと同じように、何かちがうことがあると思います。
聖書においても、日本語の枠ではなく、ギリシャ語の枠で読むならば、新しい発見がたくさんあるのだと思います。
例えば天という言葉。私が調べた限りでは、もとのギリシャ語の言葉では、heavenといった意味のほかに、skyという言葉があります。明確に空を指しているんです。
さて、そんなこんなで英語の授業を受けているのですが、先生から普通は1年間英語の勉強をして次年度ギリシャ語になるが、私の場合は英語の方はできてる(と先生は言ってくださった、実際はまだまだなのは自覚しています)、後期の英語の授業は飛び級して、ギリシャ語を始めてもいいかもしれないと言われました。(こんなブログをやってると遊んでるんじゃないの?と見えるかもしれませんが、やることはやっています)。
ありがたいお言葉。この英語の先生からは、勉強においても、他のことにおいてもたくさんの良い影響を受けています。英語の注解書の良いものを教えてくださったり、いろんな道案内をしていただき本当にありがたく思っています。
神学校の3年間、フルに学ぶためには難しいギリシャ語を学ぶのは早い方がいいのですが、英語も自分自身で自分のレベルは分かっているのでもう少し学んだ方がいいのでは?と思っています。
もともと、英語は大好きでした。子供の頃、父が勉強に使っていた英語のテキストやカセットを見つけて、こんな面白いものがあるんだと感動しました。
それから、中学生の頃に英語の先生に紹介されて洋楽にハマって以来、高校・大学・社会人とたくさんの海外のアーティストに会ってきました。挙げるとキリがないのですが、バンドで言うとSimple planとかGreen dayとか、他にもJason MrazやJohn Mayerとか。
海外の映画も大好きです(グッドウィルハンティングとかショーシャンクの空にとか)
それが、こんなところで役に立ってくるなんて。人生何があるかわかりませんね。
とりあえず、今まで自分にはムリだ…とあきらめていたところに、近づくことができているのが本当にありがたいです。