神学校ライフまとめブログ

自然の中で学び伸びる。

読書の楽しみ、読書のスタイル

 読書。

本を読むことで新しいことを知ることができる。

あるいは自分の人生を代弁するような一言に出会うことがある。

新しい見方を教えてくれる。

今は空き時間はスマホを見ることが主流になっているので(自分もその一人です)、なかなか読書に時間を割くことが難しいかもしれません。

それに、細切れ時間をスマホを使うことに慣れてしまうと、読書のような長い時間をかけることに対する集中力がなくなってきます。

それに対して、以前から言われているのが、細切れ時間に読書をすること。

読書をすると、6分間本を読むことでストレスを軽減する効果があるという。

これはイギリスのサセックス大学が研究したもので、その効果は音楽鑑賞やコーヒー、散歩をすることよりも効果が大きいそう。

1時間いや30分、いや15分も読書が難しかったとしても最初は6分間から読書を初めて見てはどうでしょう?

6分の読書でストレス7割減! 読書でストレスが消える "ワケ" と "コツ" - STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

 

読むことは漢字を見ると、「言葉を売られる」と書かれていますが、まさしく読書というのはその本からたくさんの言葉を売られているともいえるわけです。

そして、言葉を売られているのに対して、「買う」こともあるでしょう。それは、最初に挙げたように、気に入った言葉を見つけること、役に立つ一言を見つけること、人生を変えるような一言に出会った時です。

物を買う時には何かの理由があるから買うように、読書をしていて何かの言葉が自分に響くのは、何かの理由があるからです。

その自分が「買った」言葉は、自分は目印を必要とします。

その言葉をいつか参照することがあるからです。

人によってどのように印づけておくかは様々で、読書術の本を読んでいても、ページの端を折る「ドッグイヤー」をしてみたり、抜き書きをしたり、ペンや鉛筆で書き込みをしたり、本当に人の数だけやり方があるのを知りました。

自分が試行錯誤して、行き着いたのは、黄色いマーカーでマーキングする形です。

マーカーは、自分はステッドラー社のテキストサーファーゲルを使っています。

いろんなマーカーがあるのですが、ここのはしばらく出しっぱなしにしておいても大丈夫だからです。

それに他のマーカーの人工的な色とは違う、少し自然な色合いが読書にあっているなと思っています。

デメリットはたまにカスが出ます。それで関係ないところまで汚れてしまうことがあるので、注意が必要です。コツは「ノリ」が良くなるまで慎重に使うことです。その後は色づきよくなります。

でも、自分は普通のマーカーだと乾いてしまうことを気にするので、デメリットを補って余りあるメリットがあると思い使っています。

 
実際に「キング牧師自伝」の要約版にマーカーをしてみたものです。マーカーの色合い、お分かりいただけるでしょうか?

ノリがイマイチだとこんな感じになります。裏移りしちゃうんですね。

グリグリと塗るというより、サーフィンみたいに、波乗りするみたいに優しく引いたらいい感じになります(サーフィンしたことないけど)。


 
ちなみに、このマーカーは奥野宣之さんの著書で知りました。
奥野さんの大ファンなので著書もほぼ持っていますが(とは言っても反発して手放したり、もう一回買いなおしたりとかしてます。。。)、自分の読書術は奥野さんの提唱する多重マーキングに行き着きました。
以前は三色ボールペンをメインにしていましたが、ある時色分けのための中断と労力を考えたら、そこまでしなくてもいいかなと。
本に書き込みもしたのですが、あるとき本に書かれた走り書きの文字を見て最初に思い付いたのが、「字汚な!」でした。しかも書き込みも「なるほど」とか「すごい!」とかが多かったので、これは別にわざわざ書かなくていいかなと今は思っています。
 
岡田斗司夫さんは著書で「読書とはその著者、その本とのデートである」と言われていました。
せっかくの自由な時間を過ごすとき、スマホやネットもいいのですが、読書があなたの何かを変えてくれるかもしれません。